神戸大学大学院経営学研究科:神戸大学経営学部

過去の神戸大学MBA公開セミナー

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第22回

2017年9月13日(水)18:30~19:45

『日本型製薬企業における人的資源管理 ―研究者のキャリアトランジションに着目して― 』

講師:鈴木紀子氏(2016年度加護野忠男論文賞受賞者、神戸大学MBA修了生)
場所:神戸大学梅田インテリジェントラボラトリ(梅田ゲートタワービル8階)

9月の神戸大学MBA公開セミナーでは、本学MBA修了生で、2016年度加護野忠男賞受賞者の鈴木紀子氏が、受賞論文のエッセンスを語ります。

医薬品産業は、資源の乏しい我が国において成長が期待できる重要な産業のひとつです。

演者の鈴木氏は、日本の創薬型製薬企業の研究部署に勤務する中で抱いた、海外メガファーマを含む競合他社との競争の中で画期的新薬を創出し成長を続けるために、どのような人的資源管理をすべきか、という課題に取り組みました。

本研究では、日本の創薬型製薬企業の研究部署は、創薬研究という役割のほかに、研究以外の部署への人材輩出という役割を担っていることを明らかにするとともに、日本型経営の特性である長期雇用がそれら二つの役割にどのように作用しているか、それを強みとして最大化するための具体的な施策が論じられています。

本セミナーでは、日本型経営がもたらす弱みとなる部分に関しても提示し、皆さんと議論する場となれば幸いです。

 

当日のプログラムは以下の通りです。

  • 18:30-18:35 挨拶、概要説明
  • 18:35-19:20 講演(鈴木氏)
  • 19:20-19:45 質疑応答

募集人数は100名です

開催場所:神戸大学梅田インテリジェントラボラトリ

第21回

2017年8月9日(水)18:30~19:45

『長期取引におけるバイヤー・サプライヤー関係管理:航空機産業の取引構造と組織間信頼』

講師:坂元剛氏(2016年度加護野忠男論文賞受賞者、神戸大学MBA修了生)
場所:神戸大学梅田インテリジェントラボラトリ(梅田ゲートタワービル8階)

8月の神戸大学MBA公開セミナーでは、本学MBA修了生で、2016年度加護野忠男賞受賞者の坂元剛氏が、受賞論文のエッセンスを語ります。

世界の航空旅客需要の増加を背景に民間航空機市場は安定成長が予想されています。ボーイングやエアバスでは多くの新機種開発が進行中で、三菱航空機ではMRJ(Mitsubishi Regional Jet)の開発試験が進められています。膨大な数の構成部品やシステムを世界中のサプライヤーから調達するバイヤーにとって、競争力のあるサプライチェーンの構築は開発プロジェクトの成否に関わる重要な経営課題です。事業リスクを管理するため、バイヤーはリスクとリターンを巧みに組み込んだ契約をサプライヤーと締結します。

外資系の航空機エンジンメーカーに勤務する坂元氏は、バイヤー・サプライヤーの取引の中でも製品ライフサイクルが約30年に及ぶ長期取引において、組織間関係をいかに管理するかという課題に取り組みました。事例として航空機産業を取り上げ、組織間関係の管理に大きな役割を果たす「組織間信頼」に着目し、それを取り巻く諸要因との関係を明らかにすることでサプライチェーンマネジメントの本質を探求しました。

 

当日のプログラムは以下の通りです。

  • 18:30-18:35 挨拶、概要説明
  • 18:35-19:20 講演(坂元氏)
  • 19:20-19:45 質疑応答

募集人数は100名です

開催場所:神戸大学梅田インテリジェントラボラトリ

第20回

2017年7月12日(水)18:30~19:45

『小売フォーマット設計能力の漸進的革新:都市型商業施設の事例研究より』

講師:岡本健男(2016年度加護野忠男論文賞受賞者、神戸大学MBA修了生)
場所:神戸大学梅田インテリジェントラボラトリ(梅田ゲートタワービル8階)

7月の神戸大学MBA公開セミナーでは、本学MBA修了生で、2016年度加護野忠男賞受賞者の岡本健男氏が、受賞論文のエッセンスを語ります。

岡本氏は大手百貨店で店舗開発業務を担っており、実務を通じて感じる百貨店の未来に対する危機感から、本研究に着手しました。百貨店は構造不況産業だと言われて久しく、実際に、全国の百貨店売上高は1991年の9.7兆円をピークに下落し続け、2016年は6兆円を割るに至っています。わが国の百貨店は歴史的な役割を終え、このまま消滅に向かうのでしょうか。

百貨店は「業態」のひとつであるといわれます。業態とは流通企業のビジネス・モデルの基本的な枠組みであり(田村2008)、マーケティングについて集団的な行動をとる企業グループを識別するための概念です(坂川2011)。百貨店という業態が共通して成長することはもはやあり得ないとすれば、百貨店再成長の可能性は業態革新に求められます。そして業態革新に挑む個別企業の挑戦は、百貨店の一般的なビジネス・モデルからみると特殊な事例として現れることになります。

本研究では、既存の百貨店ビジネス・モデルからの逸脱を目指した大丸梅田店増床(2011年)、渋谷ヒカリエ開業(2012年)、そして百貨店であるJR大阪三越伊勢丹の撤退跡に開業した都市型ショッピングセンターであるルクアイーレ(2015年)を研究事例として取り上げ、その比較分析から今後の都市型商業施設づくりに不可欠となる「組織能力」を探索します。

 

当日のプログラムは以下の通りです。

  • 18:30-18:35 挨拶、概要説明
  • 18:35-19:20 講演(岡本氏)
  • 19:20-19:45 質疑応答

募集人数は100名です。

開催場所:神戸大学梅田インテリジェントラボラトリ

第19回

2017年6月14日(水)18:30~19:45

『論題:GINZA SIXに学ぶデジタル・ディスラプションへの備え』

講師:栗木契(神戸大学大学院経営学研究科教授)
場所:神戸大学梅田インテリジェントラボラトリ(梅田ゲートタワービル8階)

6月の神戸大学MBA公開セミナーでは、本学MBAプログラムの特徴である「Research Based Education」と「By the Job Learning」体験していただくミニ講義を行います。

GINZA SIXは2017年4月に東京銀座にオープンした、銀座エリアで最大規模の巨大商業施設です。同エリアで最古の百貨店だった松阪屋の跡地に立つGINZA SIXは、脱百貨店を標榜しています。20世紀の消費社会を経て確立した大規模小売業態の基本モデルを振り返ると共に、デジタル・ディスラプションの中でGINZA SIXは何を目指しているかを、ビジネスモデルの問題を中心に検討します

会場では参加者の皆さんとさらに議論を重ね、マーケティングの先端トピックスを身近な経営現象に結びつけて理解を深めていきたいと考えています。ぜひご参加ください。

 

当日のプログラムは以下の通りです。

  • 18:30-18:35 挨拶、概要説明
  • 18:35-19:05 ミニ講義(栗木教授)
  • 19:05-19:45 質疑応答

募集人数は90名です

開催場所:神戸大学梅田インテリジェントラボラトリ

第18回

2017年5月10日(水)18:30~19:45

『論題:変わる「企業と顧客の関係性」を探る』

発表者:2016年度MBAテーマプロジェクト・チーム(チーム名:暫定チャンピオン)
場所:神戸大学梅田インテリジェントラボラトリ(梅田ゲートタワービル8階)

5月の神戸大学MBA公開セミナーには、2016年度後半に行われた「テーマ・プロジェクト研究」より、最上位チームのひとつが登場します。「プロジェクト方式」は、経営上の問題に、分析麻痺症に陥ることなく向き合うことのできる人材を育成することをねらいとしたグループ演習であり、本学MBAプログラムのひとつの柱となっています。

今回の「テーマ・プロジェクト」では、神戸大学MBA生が12チームにわかれ、各チームが業務上の問題意識からテーマと仮説をそれぞれ設定し、4ヶ月以上に渡って事例研究を行い、研究成果をまとめました。

今回の発表テーマ(論題)は、『変わる「企業と顧客の関係性」を探る』です。「情報は、企業が顧客へ発信するもの」。この固定観念から脱する必要が高まっています。昨今では、鉄道に乗車中のお客さまがトラブル情報をリアルタイムに発信し、それが鉄道会社を介さず、お客さまの間で共有される。そんな関係が広がっています。

チーム「暫定チャンピオン」は、「企業や自治体が顧客サポートの領域において、顧客の無償の貢献を引き出すためには、なにが必要か?」という問いを立てて、研究を進めました。

今回の神戸大学MBA公開セミナーでは、インタビューにご協力頂いたソニーとブラザーのカスタマーサポートにおけるOKWAVEなどコミュニティサイトの活用事例や、千葉市におけるコミュニティを活用した「ちばレポ」に関する事例と、そこから得られた解を共有します。

会場の皆さんとさらに議論を重ね、経営という問題への内省を深めていきたいと考えています。ぜひご参加ください。

 

当日のプログラムは以下です。

  • 18:30-18:35 挨拶、概要説明
  • 18:35-19:05 テーマ・プロジェクト研究の成果発表(神戸大学MBA生チーム)
  • 19:05-19:45 質疑応答

募集人数は90名です。

開催場所:神戸大学梅田インテリジェントラボラトリ