神戸大学大学院経営学研究科:神戸大学経営学部

藤原 賢哉

藤原賢哉ふじわらけんや

教授
経済学博士(神戸大学)

略歴

  • 1984年関西学院大学経済学部卒業
  • 1986年神戸大学大学院経済学研究科博士課程前期課程修了
  • 1990年神戸大学大学院経済学研究科博士課程後期課程修了
  • 1990年広島大学経済学部講師
  • 1993年広島大学経済学部助教授
  • 1996年神戸大学経営学部助教授
  • 1999年神戸大学大学院経営学研究科助教授
  • 2003年神戸大学大学院経営学研究科教授

専攻

金融システム・ファイナンス

研究テーマ

金融システムの構成要素である金融機関、政策当局、金融市場等の作動特性およびガバナンスのあり方全般が研究テーマです。具体的には、金融機関の経営組織、監督・政策当局の体制、市場型間接金融、最適破綻処理手続き、シンジケートローン、地域金融機関と地域再生(PFI・PPP等)のテーマについて興味を持って研究しています。

最近の論文・著書

  • 「シンジケート・ローンの組成と株価に関する研究」『国民経済雑誌』第209巻第4号, 31-44, 2014年.
  • 「金融危機と証券化ーシンジケートローンと信用循環ー」『国民経済雑誌』第206巻第1号, 73-88, 2012年.
  • 「本邦シンジケートローン市場の展望」『国民経済雑誌』第201巻第5号, 51-64, 2010年.
  • 「倒産法制の経済分析-破たん処理効率性に関する展望と検証」、斉藤彰編『市場と適応』法律文化社, 2007年.
  • 『金融制度と組織の経済分析』, 中央経済社, 2006年.
  • 『金融経済学ハンドブック』(第8章共訳), 丸善, 2006年.
  • 「企業の破綻処理と公的金融機関-政府系金融機関はソフト・バジェットか-」フィナンシャル・レビュー, 第79号, 2005年.
  • 『金融システム論』(田中敦ほかと著), 有斐閣, 2005年.
  • 「債務免除と企業再生」(砂川伸幸ほかと共著), 証券アナリストジャーナル第43巻, 2005年.
  • 「日本銀行政策決定会合と金融政策の効率性」『国民経済雑誌』第190巻第6号、2004年.
  • “Addition to the Nikkei 225 Index and Japanese Market Response: Temporary Demand Effect of Index-arbitrageurs", with Okada, K., Isagawa, N.., Pacific-Basin Finance Journal, vol.14, 395-209,2006
  • “Does the Japanese Closed-End Fund Puzzle Exist? : An Empirical Study of the Efficiency of the Financial Market in Japan", International Journal of Business, 11, 33-45, 2006.
  • “Why do Japanese Banks get involved in the Bad Loan Problem: An Investigation of Bank Organization and Lending Behavior", Finance India, 14, 871-886, 2005.

メッセージ

少子高齢化・人口減少社会を本格的に迎える日本経済にとって、金融機関・金融市場に求められる機能や役割とは何か。日本経済の新陳代謝の促進、地域や企業の再生・清算、インフラ維持と金融機関、金融機関の収益性の低下など、一見すると日本経済にとっての固有の問題と思われがちですが、いずれも金融機関や金融市場の本質的・普遍的な機能とは何かが試されているにすぎません。普遍的な問題に置き換えてアカデミックな観点から議論することが大切です。