神戸大学大学院経営学研究科:神戸大学経営学部

藤原 賢哉

藤原 賢哉ふじわら けんや

教授
経済学博士(神戸大学)

略歴

  • 2018年神戸大学数理・データサイエンスセンター教授(併任)
  • 2016年神戸大学社会システムイノベーションセンター教授(併任)
  • 2003年神戸大学大学院経営学研究科教授
  • 1999年神戸大学大学院経営学研究科助教授
  • 1996年神戸大学経営学部助教授
  • 1993年広島大学経済学部助教授
  • 1990年広島大学経済学部講師
  • 1990年神戸大学大学院経済学研究科博士課程後期課程修了
  • 1986年神戸大学大学院経済学研究科博士課程前期課程修了
  • 1984年関西学院大学経済学部卒業

専攻

金融システム、金融論

担当科目

  • 学部:初年次セミナー、データサイエンス入門B、金融システム、研究指導
  • 大学院(Ph.D.):研究指導
  • 大学院(MBA):現代経営学演習

研究テーマ

フィンテックが金融システムにもたらす様々な影響(個人行動、金融の産業組織、市場の効率性や安定性、金融政策、金融包摂、リテラシー)について研究しています。金融は、古来より、情報通信技術と密接に発展してきており、フィンテックは、潜在的に金融システムに大きな影響を及ぼすとともに、スマートシティや、個人のライフスタイルの変化など、金融以外の社会の幅広い変革を伴うことが予想されます。フィンテックの学術・学際的な分析に加えて、社会実装や政策提言等の面でも積極的に取り組んでいきたいと考えています。

最近の論文・著書

  • 「フィンテックが描く金融システムの未来」、『ビジネス・インサイト』No.98,2017年
  • 『金融の仕組みと働き』(岡村・田中・野間と共著)、有斐閣、2017年
  • 「ロボアドバイザーに関する経済的考察と利用実態調査」、『フィナンシャル・プランニング』No.16、2016年
  • 「シンジケート・ローンの組成と株価に関する研究」、『国民経済雑誌』第209巻第4号, 31-44, 2014年.
  • 「倒産法制の経済分析-破たん処理効率性に関する展望と検証」、斉藤彰編『市場と適応』法律文化社, 2007年.
  • 『金融制度と組織の経済分析』、中央経済社、2006年.
  • “Financial Crises, Bank Lending, and Trade Credit: Evidence from Chinese Enterprises”, (wigh Liu Yajing) , Discussion Paper Kobe University, 25, 2017
  • “How should banks support SMEs to manage funding risks in China? The role of relationship banking”, (with Liu Yajing, Toshiki Jinushi, and Nobuyoshi Yamori), pp.365-398, in Nguyen et.al.eds. Risk Management in Emerging Markets: Issues, Framework, and Modeling, Emerald Group Publishing, 2016.
  • “Addition to the Nikkei 225 Index and Japanese Market Response: Temporary Demand Effect of Index-arbitrageurs”, (with Okada, K., Isagawa, N.) , Pacific-Basin Finance Journal, vol.14, 395-209,2006
  • “Does the Japanese Closed-End Fund Puzzle Exist? : An Empirical Study of the Efficiency of the Financial Market in Japan”, International Journal of Business, 11, 33-45, 2006.

メッセージ

伝統的に規制の影響が強かった金融業ですが、情報通信技術の発展と、マクロ経済環境の変化(少子高齢化・人口減少)によって、従来のビジネスモデルの持続が困難になりつつあります。単に、金融機関の生き残りのために何をすればよいのではなく、消費者や、金融システム、日本経済全体から見て、どのような金融のサービス、仕組みが求められているのか、どのような未来社会をわれわれが目指すのかが問われています。他人任せではなく、自分で考え、必要な知識を習得し、行動する人が社会で求められていると思います