神戸大学大学院経営学研究科:神戸大学経営学部

三矢 裕

三矢裕みやひろし

教授
博士(経営学)(神戸大学)
教員のメールアドレス(画像)

略歴

  • 2008年神戸大学大学院経営学研究科教授
  • 2003年神戸大学大学院経営学研究科助教授
  • 2001年神戸大学大学院経営学研究科博士課程後期課程修了
  • 2000年学習院大学経済学部助教授
  • 1997年学習院大学経済学部専任講師
  • 1995年神戸大学大学院経営学研究科博士課程前期課程修了
  • 1993年川崎製鉄株式会社退社
  • 1990年川崎製鉄株式会社入社(水島製鉄所総務部経理課勤務)
  • 1990年神戸大学経営学部卒業

専攻

管理システム・管理会計

担当科目

  • 大学院(Ph.D.):定性的方法論研究
  • 大学院(MBA):テーマプロジェクト研究、Controlling and Reporting、現代経営学演習

研究テーマ

管理会計をはじめとする管理システムのデザイン, 組織構造, 管理者行動の関係を研究。アメーバ経営、日次決算、バランスト・スコアカードのシステムデザインと導入についての参加観察、アクションリサー チ。アメーバ経営やシェアードサービスの導入実態に関する体系的な質問票調査。日本企業の業績測定・評価・報酬について、アーカイバルデータ を用いた定量的研究。新しい研究テーマとして、インタンジブルズ(知財)のマネジメント、危機的状況における管理会計の機能など。

最近の論文・著書

  • 業績評價のバイアスが昇進の意思決定に與へる影響」『会計プログレス』第17巻, 2016年,95-106.(小笠原亨と佐久間智広と共著)
  • 「従業員によるジョブ・クラフティングがもたらす動機づけ効果-職務の自律性との関係に注目して-」,『日本労務学会誌』,第16巻2号,2016年,(森永雄太,鈴木竜太と共著)
  • 「アメーバ経営は企業に成果をもたらすのか」,『企業会計』第67巻,第11号,2015年~第68巻第1号,2016年まで三号連載(窪田祐一,谷武幸との共著)
  • 「震災復興に向けてのマネジメント・コントロール:東日本大震災におけるオムロンの事例研究」,『原価計算研究』,第39巻1号,2015年,11-21,(岡崎路易 藤本茂樹と共著)
  • 「管理会計研究と相対的業績評価」,『国民経済雑誌』,第212巻,第3号,2015年,1-27.(小笠原亨,早川翔との共著)
  • 「日本酒業界に学ぶ伝統産業の変革」ビジネス・インサイト第23巻第1号,2015年(西山周三との共著)
  • 「東洋刃物における震災時の管理会計のケーススタディ」『企業会計』第65巻第5号,2013年, pp.126-133.(岡崎路易・佐々木郁子との共著)
  • 「フィードバック情報が作業パフォーマンスに与える影響- Need for Cognition を用いた実験的検討-」,『原価計算研究』,第37巻1号,2013年,29-39,(日置孝一,末松栄一郎と共著)
  • 「マネジメント・コントロール・パッケージのサーベイ研究における現状と課題 : Levers of Control フレームワークに関する文献研究」,『国民経済雑誌』,第208巻,第2号,2013年,67-89.(佐久間智広,劉美玲との共著)
  • 「経理シェアードサービスの導入成果:経験的な検証」『管理会計学』第19巻第2号, 3-20頁, 2011年.
  • 「シェアードサービスの実態調査:経理・財務部門におけるシェ アードサービスの導入状況」『原価計算研究』第35巻第2号, 85-98頁, 2011年.
  • 『アメーバ経営学:理論と実証』 (アメーバ経営学術研究会編 第七論文執筆), KCCSマネジメントコンサルティング, 2010年.
  • 「日次決算導入がもたらす組織行動への影響:株式会社ドンクにおけるアクションリサーチ」, 『原価計算研究』, 第31巻第1号, 1-13頁, 2007年.
  • 「細部のこだわりと人材育成:中国へのアメーバ経営導入プロセスアクションリサーチから」(劉建英, 加護野忠男と共著), 『国民経済雑誌』, 第194巻, 第1号, 81-94頁, 2006年.
  • "Japanese Micro-profit Center: A Case Study of the Amoeba System at the Kyocera Corporation", Value-based Management of the Rising Sun, edited by Y. Monden et al., World Scientific Publishing Company, 2006.
  • 「新須磨病院整形外科におけるBSC導入についての時系列分析:アクションリサーチとエンピリカルリサーチの統合アプローチ」(谷武幸, 松尾貴巳と共著),『原価計算研究』, 第29巻, 第1号, 35-46頁, 2005年.
  • 「ミニ・プロフィットセンター研究のレビュー:課題と展望」, 『会計』, 第164巻, 第2号, 2003年.
  • 『アメーバ経営論:ミニ・プロフィットセンターのメカニズムと導入』, 東洋経済新報社, 2003年.
  • 「管理会計システムの導入の研究方法:トライアンギュレーションとアクションリサーチの有効性」, 『会計』, 第161巻, 第5号, 2002年, 96-109.
  • 『アメーバ経営が会社を変える:やる気を引き出す小集団部門別採算制度』 (加護野忠男, 谷武幸と共著), ダイヤモンド社, 1999年.

メッセージ

日次決算やバランスト・スコアカードなど経営管理システムの導入について実務家、研究者、学生の方々と、アクションリサーチのアプ ローチで共同研究を行っています。ご興味のある方はお気軽に声をかけてください。

どちらかといえば平時を前提に設計されている予算、投資計画、業績評価などのマネジメントコントロールシステムが、震災などの危機的状況において、ポジティブあるいはネガティブにどのように機能したのかを明らかにすべきであることを痛感しました。将来、日本や世界の国々が阪神大震災や東北地方太平洋沖地震のような大災害に見舞われた時にでも、よりよくアクションが取られるよう知見を積み重ねていくことで、一人の学者として貢献できればと思っています。