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アントレプレナーとベンチャーキャピタリストのためのベンチャーファイナンス実践塾





氏名
早野 泰子
所属
株式会社ネクストアドバンス 管理本部
志望動機
この度、当社の代表である岡崎より声を掛けて頂き、応募させていただきました。本研修を応募させていただくにあたり、さまざまな事を考えました。 ・私の頭でついていく事ができるのか ・研修代の無駄にならないか ・どんな方々が参加されるのか 正直、お声がかからなければ、縁のない研修だったと思います。 と言うのも、責任者経験のない私に、理解できる内容なのか、すごく心配です。しかし、声を掛けて頂いたということは、期待されているということですので、その期待を無駄にする訳にはいきません。そのため、分からないことだらけの研修かも知れませんが、無駄にならないよう、誰よりも学び、考え、しっかりと習得させていただきたいと思っております。そして、会社のお金を管理する責任者となれるよう成長させて頂きたくご応募させて頂きます。何卒、よろしくお願い申し上げます。

氏名
土井 晴彦
所属
株式会社三福テナントインフォリンク 代表取締役
志望動機
このたび、松山で開催される第12期アントレプレナーファイナンス実践塾に参加させていただくことになりました、株式会社三福テナントインフォリンクの土井晴彦と申します。 今回申し込ませていただいたきっかけは、3つあります。 まず、私は昨年夏に総合不動産会社のテナント(事務所・店舗・倉庫など)不動産仲介事業部署の責任者を経て、正式にグループ会社として分社して法人登記を行い代表取締役の立場となりました。しかし、目先の仕事に追われがちで、月々の資金繰りにばかり心配を繰り返す私にとって、「資金」の観点からじっくりと今後の事業についてのビジョンを明確にしていきたいと考えていました。そんな時、前回のセミナーに参加した弊社のグループ代表より「とてもためになったのでぜひ」と勧められたのです。次々と新規事業の立ち上げを行い、不採算事業からは果断に撤退の選択をするその姿を、私は以前から尊敬しており、前回のセミナー会場であるプログレッソ松山の中に置かれていたパンフレットも「いったい何を学んでいるのだろう」と個人的に興味を持っていました。 次に、現在取り組んでいるテナント仲介事業を通じて接する成長企業の経営者の方々、あるいは創業時からの資金計画で苦労されている方々とおつきあいしながら、自分自身がより「資金」に関する見識を深めたいとのうずきがあったことです。苦手意識のあった「資金」について、考え方の基礎から学ぶ機会を持ちたいと考えておりました。実務面でも、「審査」は専門家、あるいは家主様の勘で行っているところもありますが、相談依頼者よりも一歩上の知識を持って接すれば、より的確なマッチングができるものと考えており、よりお役立ちできる自分になれると確信しています。また、やがては自らが松山に物件そのものを創り出すといったことまで取り組みたいと考えています。 最後に、過去の受講者の皆様の感想を読ませて頂き、こうしたテーマをともに学ぶ素晴らしい方々からの刺激が、自分自身の経営者としての器の拡大につながり、よりスケールアップする機会になることを直感いたしました。 これからの半年間、皆様とともに真剣に取り組んで参りますので、どうかよろしくお願いいたします。

氏名
白石 貢一郎
所属
ベストケア株式会社 
志望動機
弊社は自立支援に注力したリハビリ型の通所介護事業(デイサービス)を中心に、訪問介護事業(ヘルパー派遣)、居宅介護支援事業(ケアプラン作成)、福祉用具事業(福祉用具レンタル・販売)、短期入所生活介護事業(ショートステイ)、高齢者娯楽介助施設など、六つの事業領域を展開しており、いずれも在宅介護支援の探耕に徹した業務内容を追求しております。2025年問題(団塊の世代が75歳に達する急速な高齢化問題)を前に、その社会的役割を「豊かな一生を送っていただくための高齢者の人生の伴走者役となる事業」と位置づけ、いっそうの介護サービス向上をはかっているところであります。介護業界に携わる者が改めて考えなくてはいけないのは、「これからの晩年をいかに充実したものにしていくか」という団塊の世代の多様な価値観に対応した新しい介護サービスの創造です。これまでの高齢者とは価値観がまったく違う。従来の介護サービスとは一線を画す新しい介護サービスを創造していかねば、今後の介護事業は成り立たないと考えております。私の業務はファイナンスとは縁遠い、医療領域における理学療法士としての経験を生かしたリハビリテーションの支援や研究開発であり、ファイナンスの知識が不足していることを常々感じてまいりました。また、そのビジネスモデルが成長可能なものなのか、どのような点に注意してチェックすればよいのか、それにはビジネスプランニングやファイナンスの知識が必須であることも強く感じておりました。本講座を通じて忽那先生のご指導のもと、アントレプレナーファイナンスを学び、多くの方々の知識や見識にふれさせていただき、それを実践することによって、弊社ならびに世の介護ビジネス発展に少しでも貢献できればと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

氏名
中山 誠
所属
ちぐさ技研工業株式会社 営業部
志望動機
私個人の現状としましては、ベンチャー及び独立をするのが前提で参加することが大きな目的ではありません。 ただ、雇用される側だけの立場で物事を捕らえるのではなく、逆の立場だったらどう解決するのだろうか。どう判断するのだろうか。など、両面性を自分自身で考えられる一社会人並びに一会社員となりたいのです。その為には、今回の実践塾を通して、少しでもビジネスファイナンスの基礎知識であり、アイディアであり、プラン展望など色々と貪欲に吸収したく応募いたしました。 そうすることで、自分のスキルや引き出しのキャパが広がるものと感じております。また、他業種の皆様とも人脈構築・意見交換が出来ますので楽しみにしております。ビジネス、ファイナンス面では全くの素人で経験もありませんが、どうぞ宜しくお願い申し上げます。


受講後の感想







開催趣旨

ベンチャー企業のアントレプレナーは、不確実性の高い事業環境下で高度な経営的意思決定を行うために、ビジネスプランニングとそのためのファイナンスに関わる知識の習得が不可欠です。もちろん、こうした知識は独立系ベンチャー企業のアントレプレナーのみに求められるものではなく、企業のなかで新規事業を創造するコーポレート・アントレプレナーや、大学発ベンチャーを経営するアカデミック・アントレプレナーにとっても不可欠なものです。いくらすばらしい事業アイデアや技術を持っていても、ファイナンスの知識なくしては、成長のための資金を調達することも、株式公開に向けた有効な資本政策を考えることもできません。ベンチャー企業に資金を供給するベンチャーキャピタリストにおいても、投資先企業に対して付加価値の高いサービスを提供するためには、ビジネスプランニングやファイナンスに関する理論に基づいた行動が重要です。
しかし、こうしたファイナンスに関する知識を、多忙を極めるアントレプレナーやベンチャーキャピタリストが、日常の業務の中で自ら時間をねん出し学習することは容易ではありません。アントレプレナーファイナンス実践塾では、株式公開を目指している成長期にあるベンチャー企業のアントレプレナーと(可能であれば、御社において企画・財務を担当している役員(CFO)と一緒に参加することを推奨します)、若手中堅クラスのベンチャーキャピタリストを対象に、ビジネスプランニングから、ベンチャーキャピタルの投資を経てIPOに至るまでの一連のプロセスにおけるファイナンスの基礎知識を習得してもらうことを第1の目的としています。
アントレプレナーファイナンス実践塾は、このような基礎知識の習得にとどまるものではありません。習得した基礎知識を元にして、グループ討議と全体討議を通じて、指定した実践的課題に関して意見交換を行います。こうした討議を通じて、アントレプレナーとベンチャーキャピタリストの両者にとって好ましいファイナンスの在り方は何かについて分析・研究することが第2の目的です。
 第6回目の最終講義では、アントレプレナーにビジネスプランを発表してもらい、ベンチャーキャピタルからの実際の資金調達につながる可能性を追求します。こうした討議を通じて、アントレプレナーにとっては、自社のビジネスモデルを練り直すための貴重な機会となるでしょう。ベンチャーキャピタリストにとっては、ファイナンスの理論を基礎にした、ベンチャー企業に対するアドバイス能力を高めるための訓練の機会となるでしょう。  

参加するアントレプレナー、CFO、ベンチャーキャピタリストにおいて、現状の知識レベルには差があるかもしれません。しかし、初級、中級、上級レベルのテキストとして何を読めばよいのか、どのようなプロセスを経てレベルアップを図れば自らの知識の向上が達成できるのかについて、よくわからず困っている人も多いかもしれません。アントレプレナーファイナンス実践塾では、参加者のレベルに応じて、「どのようなテキストを使って、どのように勉強すればよいのか」という疑問に対しても、丁寧に指導していきます。
最後に、アントレプレナーファイナンスの実践においては、アントレプレナー間、ベンチャーキャピタリスト間だけではなく、アントレプレナーとベンチャーキャピタリスト間でネットワークを構築しておくことが、将来の事業展開において貴重な資産になります。アントレプレナーとベンチャーキャピタリストの人的ネットワークの形成、お互いが高い目標に向かって高めあうことのできるコミュニティを構築することも、アントレプレナーファイナンス実践塾の大きな目的です。

対象者

アントレプレナーファイナンス実践塾は、下記に示すようなアントレプレナーとベンチャーキャピタリストを主として対象としています。ベンチャー企業を対象としているコンサルタントや税理士・会計士の方も対象としています。

(1)アントレプレナー(御社のCFOを含む)

  • 将来急成長を達成し、株式公開を実現したいと思っているが、ファイナンスの知識が不足していると感じている方。
  • 企業を成長させるためにベンチャーキャピタルから資金を調達したいと思っているが、どのような点に注意して資金を調達すればよいのかよくわからない方。
  • 自社のビジネスモデルが成長可能なものなのかをチェックしたいが、そのためにどのような点に注意してチェックすればよいのかよくわからない方。
  • 大企業のコーポレートベンチャーとしてベンチャー企業の経営を担当することになったが、ファイナンスの知識が不足していると感じている方。
  • 大学発ベンチャーとして企業を立ち上げたが、技術のことはわかっても、ファイナンスの知識が不足していると感じている方。
  • 独自の方針でこれまで成長を模索してきたが、他のアントレプレナーやベンチャーキャピタリストから幅広く意見を聞いて、ビジネスモデルをもう一度再検討したいと感じている方。
  • 今後の自社の成長戦略を考えたとき、ファイナンスの基礎理論を習得した財務担当役員を育成する必要があると感じている方。
(2)ベンチャーキャピタリスト
  • 大学を卒業して大手ベンチャーキャピタルに就職したが、ファイナンスについての理論的な知識が十分に習得できていないと感じている方。
  • 銀行本体で長らく融資業務に携わってきたが、子会社の銀行系ベンチャーキャピタルに勤務するようになったものの、ファイナンスの理論的な知識が不足していると感じている方。
  • 大手製造業で長らく営業等の業務に携わってきたが、コーポレートベンチャーキャピタル部門に勤務するようになったものの、ファイナンスの理論的な知識が不足していると感じている方。
  • 独自の方針でこれまで投資を実施してきたが、アントレプレナーや他のベンチャーキャピタリストから幅広く意見を聞いて、自らの投資の在り方をもう一度再検討したいと感じている方。
  • 今後の自社の投資戦略を考えたとき、ファイナンスの基礎理論を習得したベンチャーキャピタリストを育成する必要があると感じている方。

プログラム

アントレプレナーファイナンスの先進国であるアメリカでは、アントレプレナーとベンチャーキャピタリストがともに、ビジネススクールでアントレプレナーシップに関する幅広い知識を習得した後に、実践で経験を積み活躍しています。多くのアントレプレナーやベンチャーキャピタリストがMBAホルダーであることからも、アメリカの進んだ実態を伺うことができます。一方、わが国の場合は、こうしたアントレプレナーシップに関連する基礎知識を大学のMBAで習得したうえで、実践で活躍している人はむしろ少数派であるといえます。
とはいえ、2年近くの期間も実践を離れてMBAで学習することは、多忙であるアントレプレナーやベンチャーキャピタリストにとっては、現実問題としてとても難しいといえます。アントレプレナーファイナンス実践塾では、MBAのアントレプレナーファイナンスの講義や演習で提供されている内容を、6カ月程度の短期間で習得できるように、基礎知識の習得(個別講義)と、実践へのフィードバックが可能となるように参加メンバー間での意見交換(グループ討議と全体討議)を組み合わせて、プログラムを設計しています。
講義では、エクセルを使いますので、ソフトウェアがインストールされたノートパソコンを持参して参加して下さい。

個別講義
第1回
ビジネスモデルの検討
優れたビジネスプランとはどのようなものか。
第2回
財務モデルの作成とリスク分析
ビジネスプランのリスクをどのように分析すればよいのか。
シミュレーションの技術を使って、どのようにリスク分析を実践すればよいのか。
第3回
リスクキャピタルの調達とバリュエーション
アントレプレナーは資金を一度に調達した方がよいのか、数回に分けて調達した方がよいのか。
ベンチャーキャピタリストはどのような点に注目して投資決定を行うのか。
ベンチャー企業のバリュエーションを行う方法にはどのようなものがあるのか。
投資を行う前の価値評価(プレマネーバリュエーション)はなぜ重要なのか。
第4回
ディールストラクチャー
ベンチャーキャピタル業界において用いられる投資条項にはどのようなものがあり、それぞれどのような意味があるのか。
ベンチャーキャピタルとの投資契約において、アントレプレナーは何に注意をすればよいのか。
ベンチャーキャピタリストとアントレプレナーの両者にとって好ましい投資契約にするためには、どのような点をお互い考慮する必要があるのか。
第5回
投資回収・成長戦略としての新規株式公開(IPO)とM&A
新規株式公開のコストはどの程度なのか。
新規公開企業の公開価格は、どのようなプロセスを経て決定されるのか。
新規株式公開にあたって、アントレプレナーとベンチャーキャピタリストはどのような点に配慮しておく必要があるのか。
第6回
ベンチャー企業他のビジネスプランのプレゼンテーション(13:00-18:00)
アントレプレナーが自社のビジネスプランを発表し、全体で意見交換する。
総括

【参考図書】
■リチャード・L・スミス、ジャネット・K・スミス著(山本一彦総監訳、岸本光永、忽那憲治監訳)『アントレプレナー・ファイナンス』中央経済社、2004年。
■忽那憲治、山本一彦、上林順子編著『MBAアントレプレナー・ファイナンス入門』中央経済社、2013年。
■忽那憲治『IPO市場の価格形成』中央経済社、2008年。
■忽那憲治『中小企業が再生できる8つのノウハウ』朝日新聞出版、2010年。

グループ討議
 4名程度で1グループを編成し、個別講義で習得した基礎知識を元にして、講師が設定したテーマについて分析・意見交換を行います。 議論するテーマについては、講師が当日設定します。

全体討議
 グループ討議を受けて、全体討議を行います。


スケジュール

開催日
2015年4月スタート15年9月修了
<松山会場>
第1回 4/18(土)
第2回 5/16(土)
第3回 6/20(土)
第4回 7/18(土)
第5回 8/15(土)
第6回 8/19(土)
   

開催場所
プレグレッソ松山

講義時間  全6日(土曜日開講・1日8時間10:00-18:00:1時間昼食休憩)

費用等


募集人数
アントレプレナー、財務担当役員(CFO)、新規事業担当者、ベンチャーキャピタリスト、コンサルタント、税理士・会計士、弁護士他 合計15名程度

費用
参加費 1人20万円(消費税別)
※初回開始までに全額納入をお願いします。

必要書類
以下3点を添えて申込をお願いいたします。
(1)履歴書
(2)参加動機(A41枚程度)
(3)事業内容がわかる会社パンフレットもしくはウェブのアドレス

申込期限
2015年3月20日(金)

修了証書
アントレプレナーファイナンス実践塾の修了者には、現代経営研究所から修了証書を授与します。

事務局 : 特定非営利活動法人 現代経営学研究所(RIAM)
神戸市灘区六甲台町2-1
神戸大学経営学研究科第3学舎内
担当:若命(わかめい)
E-mail:bi@riam.jp  TEL:078-803-6985  FAX:078-805-1624

現代経営学研究所(RIAM)の詳細は、HP<http://www.riam.jp/>をご参照下さい。