講義

SESAMI学部講義社会人MBA講義

 

SESAMI

SESAMIプログラムの詳細については下記を参照下さい。

http://sesami.b.kobe-u.ac.jp

 

学部講義

2015年

トップマネジメント講座(2015年後期) 水曜日4限(15:10-16:40)

 

 

 

 

 

2012年

トップマネジメント講座(2012年前期) 毎週水曜日4限(15:10-16:40)(シラバス

【目的】

アントレプレナーが新規事業を展開する際のビジネスモデルについて学習することを目的とする。併せて、アントレプレナーというキャリアの選択についても学生には考えてもらいたい。

 

【講義の進め方】

アントレプレナー1名に2回の講義を担当していただく。第1回目は、アントレプレナーから自社の事業のビジネスモデルについて講演(45分)の後、学生との質疑を行う(45分)。第2回目は、学生はビジネスモデルの改善案について自分の意見をまとめ、アントレプレナーに対して提案し議論する。

 

【テキスト】

忽那憲治『中小企業が再生できる8つのノウハウ』朝日新聞出版、2010年。

 

講義で用いる資料は下記のウェブにファイル形式で配布します。紙ベースでの配布は行わないので、各自印刷して講義に出席してください。ファイルのパスワードについては、教務係で確認してください。

http://www.b.kobe-u.ac.jp/~kutsuna/lecture.html#gakubu

 

【成績の評価方法】

第1回講義の内容に関するレポート(A4で2枚程度):5点*1回=5点

ゲスト講師の事業のビジネスモデルに対するアドバイスのレポート(A4で2枚程度を7回):5点*7回=35点

期末試験:60点

(ゲスト講師の事業のビジネスモデルに対するアドバイスを行う7回の各講義において、最もすばらしいとゲスト講師が評価した提案2名に対して各10点のボーナス得点を与えます。)

講師の先生との懇親会への参加希望者は、wed.4.top@gmail.comまで連絡して下さい。

申し込み期限は、懇親会の開催予定の週の月曜日18:00までとします。

メール本文に氏名、学籍番号、携帯電話番号を記して下さい。

 

【講義のスケジュール】

第1回(4月11日)イントロダクション ビジネスモデルを考える視点(講義資料

担当:忽那憲治 神戸大学大学院経営学研究科 教授

http://www.b.kobe-u.ac.jp/~kutsuna/

忽那憲治『中小企業が再生できる8つのノウハウ』朝日新聞出版、2010年。

 

第2回(4月18日)「コミュニティ型ホテル事業の可能性:ホテル事業再生を通じてコミュニティを創造する」(講義資料1)(講義資料2

担当:長田一郎 株式会社ホロニック 代表取締役

http://www.hol-onic.co.jp/

 

第3回(4月25日)

担当:長田一郎

 

第4回(5月2日)「全国のメディア連動による地域密着型ビジネスマッチングサイトの構築」(講義資料

担当:河本芙美子 株式会社ファーストブランド 代表取締役

http://www.firstbrand.co.jp/

 

第5回(5月9日)

担当:河本芙美子
講義終了後、17:30から講師の先生との懇親会を予定しています。参加希望者は、上記メールまで連絡して下さい。

 

第6回(5月16日)「農業分野における新規事業の考え方」(講義資料

担当:重田秀豪 東果大阪株式会社 代表取締役社長

http://www.toka-osaka.co.jp/

 

第7回(5月23日)

担当:重田秀豪
講義終了後、17:30から講師の先生との懇親会を予定しています。参加希望者は、上記メールまで連絡して下さい。

 

第8回(5月30日)「医師のネットワークを利用したソーシャル医療事業」(講義資料

担当:菅原俊子 株式会社ハート・オーガナイゼーション 代表取締役

http://www.heartorg.co.jp/

 

第9回(6月6日)

担当:菅原俊子
講義終了後、17:30から講師の先生との懇親会を予定しています。参加希望者は、上記メールまで連絡して下さい。

第10回(6月13日)「光・レーザ技術による高付加価値産業の創出」(講義資料

担当:岡田穣治 スペクトロニクス株式会社 代表取締役社長

http://www.spectronix.co.jp/

 

第11回(6月20日)

担当:岡田穣治
講義終了後、17:30から講師の先生との懇親会を予定しています。参加希望者は、上記メールまで連絡して下さい。

 

第12回(6月27日)「情報通信革命期の事業イノベーション・ワイヤレスソリューションの事業モデル」(講義資料)(講義資料

担当:渋谷順 株式会社SDVホールディングス 代表取締役社長

http://www.sdv.jp/

 

第13回(7月4日)

担当:渋谷順
講義終了後、17:30から講師の先生との懇親会を予定しています。参加希望者は、上記メールまで連絡して下さい。

 

第14回(7月11日)「ベンチャーによる新産業創出への挑戦:bjリーグと高松ファイブアローズ」(講義資料

担当:星島郁洋 高松ファイブアローズ CEO

http://www.fivearrows.jp/

 

第15回(7月18日)

担当:星島郁洋

講義終了後、17:30から講師の先生との懇親会を予定しています。参加希望者は、上記メールまで連絡して下さい。

 

2011年

証券市場(2011年後期)
毎週火曜日 第1限(8:50-10:20)

第1回(10月4日)イントロダクション (講義資料

第2回(10月11日)分散投資によるリターンとリスク (講義資料

第3回(10月18日)投資家のリスク許容度と効率的ポートフォリオ (講義資料

第4回(10月25日)無リスク資産と資本市場線 (講義資料

第5回(11月1日)証券市場線とCAPM (講義資料
(重要)2005年1月から2010年12月までの6年間(72ヶ月)のTOPIX(東証株価指数)について、Yahoo!ファイナンスから時系列データを入手し(株価検索画面にTOPIXと入力)、エクセルに入力して講義に出席して下さい。

第6回(11月8日)加重平均資本コスト(WACC) (講義資料

第7回(11月15日)DCF(Discounted Cash Flow)法 (講義資料

(重要)講義資料の20ページの継続価値の現在価値の計算に間違いが見つかりました。修正版のファイルに差し替えましたので確認しておいてください。


第8回(11月22日)新規株式公開の仕組みと現状 (講義資料
EDINETとEDGARの利用方法については、こちら(pdf)を参照して下さい。

(重要)第8回から11回までの講義では、大塚ホールディングスとセルシードを分析対象企業として使います。EDINETからこれら2社の有価証券届出書と訂正有価証券届出書のファイルすべて(新規公開時のファイル:大塚4つとセルシード3つ)を入手し、講義に出席して下さい。

第9回(11月29日)新規公開市場の価値評価と新規公開価格の決定 (講義資料

第10回(12月6日)新規公開時のアンダープライシング現象 (講義資料

第11回(12月13日)新規株式公開後のボラティリティと長期パフォーマンス (講義資料

(重要)大塚ホールディングスとセルシードの新規公開日から2011年11月末までの日次データと、TOPIX(東証株価指数)とジャスダック指数の日次データ(上記2社と同期間)について、Yahoo!ファイナンスから時系列データを入手し、エクセルに入力して講義に出席して下さい。

第12回(12月20日)未公開企業の資金調達とベンチャーキャピタル (講義資料

(重要)情報の非対称性からアンダープライシングを説明する4つのモデルについて、それぞれの特徴をA4で2枚までにまとめて、第12回講義の開始時に提出してください。

第13回(1月10日)未公開企業の価値評価:DCF法の利用と割引率の設定 (講義資料

第14回(1月17日)未公開企業の価値評価:マルチプル法とベンチャーキャピタル法 (講義資料

第15回(1月24日)レオス・キャピタルワークス株式会社 最高投資責任者 藤野英人氏の講演 (講義資料

(重要)藤野氏の講演を聴いての感想をA4で2枚にまとめ、1月31日(火)の17:00までに教務に提出してください。

 

【成績結果の分布状況(レポート提出+期末試験受験者の21名)】

90-100点 4名
80-89点 3名 
70-79点 5名
60-69点 5名
0-59点 4名
 

2010年

市場システム特殊講義(ベンチャーファイナンス)(2010年前期)
毎週火曜日 第2限(10:40-12:10)

毎回の講義資料は、下記のホームページ上にパスワード付きで公開します。パスワードは4月初旬に掲示しますので確認して下さい。講義資料は事前に各自印刷して出席して下さい。.
本講義では、ベンチャー企業のファイナンスをテーマとして取り上げます。具体的には、企業家がビジネスプランを作成し、経営チームを組織し、資金を調達し、株式公開に至るまで企業を成長させる過程で遭遇することが予想される重要なテーマを取り上げます。

【重要】
出席状況についてはエクセルファイルを確認して下さい。出席を確認したいときは、TAの山田にメールで連絡を取って下さい。連絡先は下記となります。
yamada[at]stu.kobe-u.ac.jp  [at]を@に変更してください。

【授業のテーマと目標】

第1回(4月13日) イントロダクション、アントレプレナーとアントレプレナーシップ (講義資料
課題1:忽那憲治著『中小企業が再生できる8つのノウハウ』朝日新聞出版、2010年、1500円(税別)が4月8日に生協に入荷すると思います。本書の序章と終章を読んで講義に出席して下さい。
課題2:高橋徳行(武蔵大学経済学部教授)の論文を印刷して講義に出席してください((→論文はこちらから)。事前に読んでくる必要はありません。

【講義を受講してさらに勉強したい人のために】

  1. アントレプレナーシップの推進はなぜ重要かに関心のある人
    ウィリアム・バイグレイブ、アンドリュー・ザカラキス『アントレプレナーシップ』日経BP社、2009年の第1章。(→私の3回生学部ゼミのテキストでもあります。)
    日経ビジネス『会社の寿命』1984年。
  2. ハーバードビジネススクールのアントレプレナーシップ教育に関心のある人
    ハーバードビジネススクールのHP http://www.hbs.edu/units/em/
    岩瀬大輔『ハーバードMBA留学記』日経BP社、2006年。
  3. 企業家は学問的にどのように扱われているかに関心のある人
    池本正純『企業者とはなにか:経済学における企業者像』有斐閣選書、1984年。
    J.A.シュンペーター『企業家とは何か』東洋経済新報社、1998年。
    I.M.カーズナー『企業家と市場とはなにか』日本経済評論社、2001年。
    宮本又郎「企業家学の意義」『企業家研究』創刊号、2004年。

第2回(4月20日) ビジネスモデル(講義) (講義資料
課題1:前掲テキスト(忽那)のノウハウ1とノウハウ2を読んで講義に出席して下さい。
課題2:ミクシィとグーグルに関する資料を入手して、講義に出席して下さい。事前に読んでくる必要はありません。
入手方法はこちらから

【講義を受講してさらに勉強したい人のために】
ビジネスモデルを検討するための方法は多数あります。下記の本を読んでみてください。
ジョン・W・ムリンズ『ビジネスロードテスト』英治出版、2007年。

第3回(4月27日) ミクシィのビジネスモデル(討論) (講義資料はありません)
第2回講義で学習した知識をもとにして、3人のグループを作り、ミクシィのビジネスモデルを分析します。いくつかのグループにプレゼンを行ってもらい、全体討論を行います。
課題1:第2回講義において決めたグループで、資料のどこを見ればミクシィのビジネスモデルの4つの要素を検討することができるかを事前に相談しておいてください。第2回講義を欠席しグループが決まっていない学生は、第3回講義においてグループ分けを行います。

【講義を受講してさらに勉強したい人のために】
「無料モデル」について考えてみましょう。
クリス・アンダーソン『フリー(無料)からお金を生みだす新戦略』日本放送出版協会、2009年。
早稲田大学IT戦略研究所編『mixiと第二世代ネット革命―無料モデル』2006年、東洋経済新報社。
滑川 海彦『ソーシャル・ウェブ入門:Google、mixi、ブログ・・・新しいWeb世界の歩き方』技術評論社、2007年。

第4回(5月11日) グーグルのビジネスモデル(討論) (講義資料はありません)
第2回講義で学習した知識をもとにして、3人のグループを作り、グーグルのビジネスモデルを分析します。いくつかのグループにプレゼンを行ってもらい、全体討論を行います。
課題1:第2回講義において決めたグループで、資料のどこを見ればグーグルのビジネスモデルの4つの要素を検討することができるかを事前に相談しておいてください。
課題2:第5回講義時のレポートの提出に向けて、ミクシィのビジネスモデルの分析をグループで進めておいて下さい。

【講義を受講してさらに勉強したい人のために】
第3回講義で紹介している文献を参照下さい。

第5回(5月18日) ベンチャー企業の社長の講演と討論 (講義資料
株式会社カラーズの佐久間敏雅代表取締役をゲストに迎え、ビジネスモデルについて議論します。
http://www.colorzoo.com/
課題1:カラーズのホームページを見て、同社のビジネスモデルの特徴がどこにあるかを、第2回講義で勉強したフレームワークにしたがってノートにまとめ、講義に出席して下さい。グループの課題ではなく各個人の課題です。
課題2:前掲テキスト(忽那)のノウハウ2を読み、カラーズのターゲットとしている顧客を5W1Hでノートにまとめなさい。また、それを受けて、カラーズの提供するサービスのアトリビュート分析を行い、ノートにまとめなさい。課題2についても、グループの課題ではなく、各個人の課題です。 課題1と課題2についてまとめたノートは講義開始時に回収します。学部、氏名、学籍番号を明記して下さい。返却しませんので、ノートのコピーなどの形式で提出してもらっても問題ありません。

第5回講義時が、ビジネスモデルに関するレポート(第1回目の課題レポート)の提出期限です。
講義の開始時に回収します。その後の提出は認めません。
レポートには、ミクシィの分析をA4で5ページ程度、グーグルの分析をA4で5ページ程度にまとめて下さい。図表込みで全体10ページ程度のレポートを作成して下さい。カバーシートには、グループ全員(3名もしくは2名)の学部、氏名、学籍番号を明記して下さい。

第6回(5月25日) ベンチャー企業の資金調達(講義) (講義資料
第6回~第9回講義では、第2のテーマである資金調達問題について考えます。ベンチャー企業はどのようにして起業およびその後の事業成長のための資金を調達するのでしょうか。
課題1:前掲テキスト(忽那)のノウハウ4からノウハウ6までを読んで講義に出席して下さい。

【講義を受講してさらに勉強したい人のために】
ベンチャーキャピタルに関心があれば下記を読んでみて下さい。アマゾンの中古品で購入できます。
ウダヤン・グプタ『アメリカを創ったベンチャー・キャピタリスト』翔泳社、2002年。
ランダル・ストロス『eボーイズ:ベンチャーキャピタル成功物語』日本経済新聞社、2001年。

第7回(6月1日) ミクシィの資金調達(討論) (講義資料はありません)
第6回講義で学習した知識をもとにして、3人のグループを作り、ミクシィの資金調達を分析します。いくつかのグループにプレゼンを行ってもらい、全体討論を行います。
課題1:第6回講義において決めたグループで、資料のどこを見ればミクシィの資金調達状況を検討することができるかを事前に相談しておいてください。

第8回(6月8日) グーグルの資金調達(討論) (講義資料はありません)
第6回講義で学習した知識をもとにして、3人のグループを作り、グーグルの資金調達を分析します。いくつかのグループにプレゼンを行ってもらい、全体討論を行います。
課題1:第6回講義において決めたグループで、資料のどこを見ればグーグルの資金調達状況を検討することができるかを事前に相談しておいてください。

第9回(6月15日) ベンチャーキャピタリストの講演と討論 (講義資料
株式会社クラシックキャピタルコーポレーションの山本一彦代表取締をゲストにむかえ、ベンチャーキャピタル投資について議論します。
http://www.classiccapital.co.jp/
課題1:ベンチャーキャピタリストが投資先企業に対してどのようなことを行うかを理解し、質疑に積極的に参加するために、前掲テキスト(忽那)のノウハウ6からノウハウ8までを読んで講義に出席して下さい。
課題2:講義資料の1ページに記載されている質問に答えられるように準備をして出席して下さい。

第10回(6月22日) ストックオプション(講義) (講義資料
課題1:最終の課題レポート作成に向けて、ミクシィとグーグルの資金調達の分析および原稿の執筆を進めておいて下さい。

【講義を受講してさらに勉強したい人のために】
第10回講義で説明したデータは、下記の論文に基づいています。
忽那憲治「ベンチャー企業におけるストックオプション制度の導入」、明石芳彦編著『ベンチャーが社会を変える』ミネルヴァ書房、2009年、第6章、pp.163-182.

第11回(6月29日) ミクシィとグーグルのストックオプション(討論) (講義資料はありません)
課題1:資料のどこを見ればミクシィとグーグルのストックオプションの利用状況を検討することができるかを事前に相談しておいてください。ミクシィとグーグル両社の資料を忘れないように講義に出席して下さい。

第12回(7月6日) 株式公開(講義) (講義資料
課題1:ティナ・シーリング『20歳のときに知っておきたかったこと スタンフォード大学 集中講義』阪急コミュニケーションズ、2010年、1400円を読んで、アントレプレナーシップとは何かという本講義のテーマに今一度立ち返って考えてみて下さい。また、何かを感じたら、残り3回の講義にどのような心構えで望む必要があるかについても考えてみて下さい。

第13回(7月13日) ミクシィの株式公開(討論) (講義資料はありません)
課題1:資料のどこを見ればミクシィの株式公開の状況を検討することができるかを事前に相談しておいてください。分析で使用しますので、ミクシィの訂正目論見書についても準備をしておいて下さい。

第14回(7月20日) グーグルの株式公開(討論)と講義全体の総括 (講義資料はありません)
課題1:レポートを講義の開始時に回収しますので、グループで1部提出できるように準備をしておいて下さい。レポートの作成は3名(もしくは2名)で行って下さい。ベンチャーキャピタル、ストックオプション、株式公開の3つの視点から2社を分析し、10枚程度のレポートにまとめて下さい。

【成績評価方法と基準】
レポート 20%
期末試験(筆記試験) 60%
出席 20%
毎回出席をとります。講義開始から15分までは遅刻を認めます。それ以降の教室への入室は認めません。したがって欠席扱いとなります。欠席3回で単位修得の最低資格を喪失します。

【履修上の注意】
質問がある学生は、kutsuna@kobe-u.ac.jpまで連絡を下さい。 アントレプレナー(企業家)やアントレプレナーシップ(企業家活動)に関心のある学生の受講を希望します。

2009年

トップマネジメント講座(2009年後期)毎週水曜日 第4限(15:10-16:40)

成長型中小中堅企業論

【重要】
出席(講義レポート提出)状況 (Excel file)

全13回の講義のうち、10回以上の講義に出席しレポートを提出した学生のみが期末試験を受験する資格を有します。エクセルファイルで確認して下さい。 資格を持たないにもかかわらず期末試験を受験した場合、成績評価は「H」となります。

【授業のテーマと目標】
  日本経済・地域経済の活性化には、「雇用を創出」する「高成長中小中堅企業の輩出」が不可欠です。国内外の研究によって、新規雇用創出(増加数から減少数を差し引いたネットベース)の50-60%が、企業数ベースで4-5%の数少ない高成長中小中堅企業から生み出されていることが明らかになってきています。わが国には、潜在力はあるが、現状は低い成長性にとどまっている中小中堅企業が多数存在しているものと思われます。人材の不足(例えばCFO人材の不在)もその要因の1つです。中小中堅企業を対象に、M&A、事業組織再編、事業承継を支援する専門仲介業者も不足しています。
  本講義では、高成長を実現した中小中堅企業の経営者と、中小中堅企業の競争力強化を支援するプロフェッショナルサービスを提供する会社の経営者の両者を講師として招き、日本経済・地域経済に貢献する成長型中小中堅企業を育成するには何が必要か、わが国には何がかけているのかを考えてもらいたいと思います。

(注意事項)
講義資料は、各講義日の週の月曜日にホームページにアップします。講義では配布しませんので、各自印刷して講義に出席してください。
各講義の(講演資料)からPDFファイルが入手できます。すべてのファイルにはパスワードが設定されています。パスワードは経営学部の掲示板を見て確認して下さい。

【授業の概要と計画】
第1回講義 10月7日
「逆境を追い風に、中小中堅企業の再生と理念」 (講義資料は当日配布)
五苑マルシングループ(情熱ホルモン創業者)  代表取締役 川辺清
http://www.goen.co.jp/

第1回講義の資料は講義時に配布しますので、事前にダウンロードする必要はありません。

第2回講義 10月14日
「大企業参入業界における中小中堅企業の成長戦略」  (講義資料
東果大阪株式会社 代表取締役社長 重田秀豪
http://www.toka-osaka.co.jp/

第3回講義 10月21日
「再生企業の経営」 (講義資料
株式会社経営共創基盤 マネージングディレクター 笹井英孝
http://www.igpi.co.jp/

講義内容の理解を深めるために、推薦書籍として『企業再生とM&Aのすべて』(藤原総一郎著、文芸春秋社)、その他、NHKドラマシリーズ「ハゲタカ」(DVD全6巻)を事前に読んでおくこと(見ておくこと)をお勧めします。
講義資料は、事前に目を通して出席して下さい。
講義資料を更新していますので、最新版は上記の「講義資料」から入手して下さい。

第4回講義 10月28日
「医療機器販売業界における中堅企業の成長戦略」 (講義資料
宮野医療器株式会社 取締役 宮野哲
http://www.miyano.co.jp/

第5回講義 11月4日
「ブライダル業界における中小中堅企業の成長戦略」 (講義資料
ワタベウェディング株式会社 代表取締役社長 渡部秀敏
http://www.watabe-wedding.co.jp/

講義終了後に渡部社長との意見交換会を開催します。関心のある学生は参加して下さい。「社会に出て働くということ、どんな産業を選ぶべきか」というタイトルでお話しいただきます。20分くらいのお話しのあと、30分程度の質疑を予定しています。

第6回講義 11月11日
「中小中堅企業のコストマネジメント」 (講義資料
株式会社アジルパートナーズ パートナー 澁谷祐一
http://www.apltd.jp/

第7回講義 11月18日
「ヘルスケア業界における中堅企業の成長戦略」 (講義資料
オムロンヘルスケア株式会社 代表取締役社長 山田義仁
http://www.healthcare.omron.co.jp/index.html

第8回講義 11月25日
「高成長中小中堅企業における人材の確保と育成」 (講義資料
株式会社ビジネスインテリジェンス 代表取締役 山村博文
http://www.business-intel.co.jp/

第9回講義 12月2日
「成長型中小中堅企業で求められる人材」 (講義資料
株式会社アジルパートナーズ パートナー 山崎将志
http://www.apltd.jp/

第10回講義 12月9日
「中小中堅企業の成長戦略としてのM&A活用」 (講義資料1)(講義資料2
株式会社日本M&Aセンター 代表取締役社長 三宅卓
http://www.nihon-ma.co.jp/

第11回講義 12月16日
「中小中堅企業が求める理想的なM&Aアドバイザー像」 (講義資料
株式会社クラシックキャピタルコーポレーション 代表取締役 山本一彦
http://www.classiccapital.co.jp/

第12回講義 1月13日
「中小中堅企業の成長を加速するプライベートエクイティの役割」 (講義資料
株式会社リバーサイドパートナーズ 代表パートナー 森時彦
http://www.riversidecompany.com/jp/index.html

第13回講義 1月20日
「プライベートエクイティを活用した事業承継事例とファイナンスの仕組み」 (講義資料
株式会社リバーサイドパートナーズ 代表パートナー 中野淳文
http://www.riversidecompany.com/jp/index.html

【成績評価方法と基準】
講義は、同科目担当教員である忽那より各講義の趣旨説明と講師の紹介(5分)、担当講師による講演(45分)、質疑(20分)、講義感想のレポート作成と回収(20分)で進めていきます。13回の講義のうち2回までの欠席は認めますが、3回の欠席(レポート未提出)で単位資格を喪失します。成績はレポートの提出状況と期末試験によって評価します。

【履修上の注意(関連科目情報等を含む)】
毎回の講義において使用する資料は、http://www.b.kobe-u.ac.jp/~kutsuna/の「講義(学部講義)」のページに掲載します(毎週月曜日に掲載予定)。資料は配付しないので、事前にプリントして出席して下さい。毎回の講義には、レポート作成のための用紙1枚を準備して出席して下さい。

【オフィスアワー・連絡先】
講義に関する問い合わせは、経営学部の忽那まで連絡を下さい。
Email: kutsuna@kobe-u.ac.jp

【学生へのメッセージ】
日本経済・地域経済に貢献する成長型中小中堅企業の育成に関心のある学生の参加を期待します。講義中の私語や勉学意欲のない学生は退出させます。

【テキスト】
使用しません。

【参考書・参考資料等】
各講義で随時紹介します。

【URL】 上記の、各会社のURLを参照。

2007年

金融市場(学部 昼間)木曜日2限   シラバス(PDF)

  • 第1回・第2回講義(テーマはビジネスプラン)
    『日経ビジネス』2003年11月3日号の「壮年起業50にして起つ 大企業と決別するとき」という特集記事を読み、下記の2つの質問について、自分の意見をまとめておいて下さい。記事は、下記より検索可能となっています(ただし学内からのみアクセス可能)。
    http://bizboard.nikkeibp.co.jp/daigaku/
    質問1 貴方は将来起業したいと思いますか?それはなぜですか?
    質問2 起業をするとしたら何歳で起業をしたいと思いますか?

    起業の際に考慮すべき重要な点は何だと思いますか。少なくとも5つの項目を考えて、講義に参加して下さい。

    (連絡)上記へのアクセスが大学院生のみ可能で、学部生はできない設定になっていることがわかりました。現在、学部生の利用もできるように依頼中ですが、今週の講義までには間に合いそうにありません。今回は、図書館でコピーして講義に出席をして下さい。
    教室を212に変更しました。注意して下さい。
  • 第3回講義(テーマはストックオプション)
    http://pc.watch.impress.co.jp/docs/2003/0501/high33.htm
    上のブログを読んで、ストックオプションを導入することのメリットとデメリットを考えて下さい。
    貴方が起業家ならば、創業期の資金不足の中で、優秀な人材を雇用し、彼らにインセンティブを与えるためにどのような制度を導入しますか。自分の意見をまとめて、講義に出席して下さい。

    履修届の締め切りとなりましたので、第4回講義より出席を採ります。15分を超えての遅刻も認めませんので注意をして参加して下さい。やる気のある学生のみが履修してくれていることと思います。各学生が十分な予習の下に講義に望み、活発な議論を展開してくれること期待しています。
  • 第4回講義(テーマはベンチャーキャピタル)
    http://www.vec.or.jp/toushi.html
    上のURLより「平成18年度ベンチャーキャピタル等投資動向調査報告/ファンド・ベンチマーク調査報告」を入手し、日本のベンチャーキャピタルの投資の特徴を指摘して下さい。参考図書(シラバス参照)と指定している『ベンチャーキャピタルハンドブック』の第1章を参照してもよい。
    貴方が起業家であれば、ベンチャーキャピタルから出資を受けますか?その理由はなぜですか。自分の意見をまとめて、講義に参加して下さい。
  • 第5回講義(テーマはビジネスエンジェル)
    取り上げる記事については、講義において配布予定。
    質問1 この記事を読んで、ベンチャーキャピタルからの資金調達と、ビジネスエンジェルからの資金調達にどのような違いがあるかを考えてきて下さい。
    質問2 貴方はこの記事の主張に賛成しますか。反対しますか。自分の意見をまとめてきて下さい。
    質問3 ビジネスエンジェルのベンチャー企業への投資を活発にするためにどのようなことをすればよいと思いますか。
  • 第6回講義(テーマはスクリーニング)
    取り上げる記事については、講義において配布予定。
    質問1 ベンチャーキャピタルが行う投資審査(スクリーニング)と、銀行が行う融資審査はどのような違いがあると思いますか。
    質問2 どのような投資審査を行うVCが起業家にとって望ましいと思いますか。
  • 第7回講義(テーマは段階的投資)
    取り上げる記事については、講義において配布予定。
    質問1 分割して投資を行うと、一度に一括して全金額を投資を行うのと比較して、ベンチャーキャピタルにとってはどのようなメリットがありますか。
    質問2 投資を受ける起業家にとってはどのようなメリットがありますか。
    質問3 ベンチャーキャピタルが段階的投資を実施しているかどうかを、起業家はどのようにして判断すればいいですか。

    (注意)第8回の講義で予定していたハンズオン投資は、講義がはしかによる休講となってしまったため、外部講師を招いての2回の講義が終了した後に取り上げます。
  • 第8回講義(テーマはハンズオン投資)
    取り上げる記事については、講義において配布予定。
    質問1 ベンチャーキャピタルにとって、ハンズオン投資を行うことのメリットとデメリットは何ですか。
    質問2 どのようなビジネスプラン、どのような企業の場合に、ハンズオン投資を行うベンチャーキャピタルを利用するメリットがあると思いますか。
    質問3 ベンチャーキャピタルがハンズオン投資を実施しているかどうかを、起業家はどのようにして判断すればいいですか。
  • 第9回講義(テーマはビジネスプラン)
    http://www.valtes.co.jp/
    バルテス株式会社の創業者をゲスト講師に迎え、ビジネスプランニングについて議論します。
  • 第10回講義(テーマはビジネスプラン)
    http://www.affetto-pro.com/
    株式会社アフェットプロの創業者をゲスト講師に迎え、ビジネスプランニングについて議論します。

    ビジネスプランの最終レポートの中間報告版を6月28日の講義で提出してもらいます。各グループで準備を進めて下さい。
  • 第11回講義(テーマはバリュエーション)
    取り上げる記事については、講義において配布予定。
    質問1 バイオベンチャーの価値評価について書いた記事のエッセンスをわかりやすくまとめて下さい。
    質問2 企業価値を評価する方法について、DCF法、マルチプル法、ベンチャーキャピタル法の3つについて説明して下さい。また、各方法のメリットとデメリットを説明して下さい。
  • 第12回講義(テーマは第三者割当増資と株式分割):このテーマについては当初の予定を変更し削除
  • 第13回講義(テーマは新規株式公開と株式公開価格)
    2005年以降に新規公開した企業3社を取り上げ、新規公開時の目論見書を入手しなさい。目論見書を読み、選択した企業が公開に至るまでの過程でどのような資金調達を行ってきたかを分析しなさい。
    その際、以下の2点を考慮すること。
    ①選択する3社は、公開前の資金調達において異なる特徴を持つと判断した企業として下さい。
    ②公開前の増資については、株価に注目して分析して下さい。
  • 第14回講義(テーマはビジネスプラン)(補講)
    3グループを当日選び、プレゼンテーションをしてもらいます。最終講義において、ビジネスプランの最終版のレポートと、プレゼンテーションように準備したパワーポイントのスライドを提出して下さい。
    講義の最後に、試験の内容について説明します。

【参考】
最終課題として提出してもらうビジネスプランのレポートのイメージですが、私のゼミ生が作成したレポートなどを参考にして下さい(下記のビジネスプランに掲載されているファイルを参照して下さい)。
ビジネスプランのグループ分けの再調整は第4回講義において行います。
http://kutsunazemi.daa.jp/

【期末試験】
課題図書は以下の2冊です。近日中に生協に入荷すると思います。
江副浩正『リクルートのDNA』角川書店、本体686円。ビジネスモデル、ビジネスプランを考えるという視点からこの本を読んでください。
齋藤孝『教育力』岩波新書、本体700円。大学の講義のあり方、ベンチャー企業の起業家のリーダーシップについて考えてみてください。
期末試験においては、この2冊の他、講義で配付した資料などすべて持ち込み可とします。本に書き込んでもらって問題ありません。また、各講義の課題として予習した資料なども持ち込み可です。

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社会人MBA講義

2015年

現代経営学応用研究(アントレプレナーファイナンス) 後期夜間(金曜日5限6限)

 

 

 

 

 

 

 

2012年

現代経営学応用研究(アントレプレナーファイナンス) 前期夜間(金曜日5限6限)

シラバス

講義資料(パスワードは教務でご確認ください。)

第1回講義資料

リハコンテツ株式会社山下哲司社長のインタビュー記事

第2回講義資料

株式会社エクスチェンジコーポレーション大前和徳取締役副社長のプレゼン資料

 

第3回講義資料

ジョン・ハーシュティックの新規事業のケーススライド エクセルファイル

第4回講義資料

クラシックキャピタルコーポレーション山本一彦代表取締役のプレゼン資料

資料1 資料2 資料3 資料4 資料5 資料6

 

2011年

現代経営学応用研究(アントレプレナーファイナンス) 前期夜間(金曜日5限6限)
シラバス
講義資料(パスワードは教務で確認して下さい。)

第1回講義資料
ピーコリーノの補足資料

第2回講義資料
カジタクの講演資料

第3回講義資料
ジョン・ハーシュティックの新規事業の補足資料
エクセルファイル

第4回講義資料
クラシックキャピタルコーポレーションの講演資料 資料1 資料2 資料3 資料4 資料5 資料6


RST2011(英国クランフィールド大学 英語講義) 2011年6月12日(日)
講義スライド

2010年

現代経営学応用研究(アントレプレナーファイナンス) 後期夜間(金曜日5限6限)
シラバス
講義資料(パスワードは教務で確認して下さい。)
ピーコリーノのケーススライド
ジョン・ハーシュティックの新規事業のケーススライド エクセルファイル

Google IPOのケースの入手にあたって、シラバスに掲載しているリンクが解除になっているようです。入手ができていない学生はこちらから購入して下さい。
グーグルのケーススライド
グーグルのS-1レポートの入手方法

第4回講義の講演資料(以下のファイルをすべてダウンロードし、事前課題の準備をして講義に出席して下さい。当日、財務データに関する資料を追加配布します。)
資料1 資料2-1 資料2-2 資料2-3 資料2-4 資料3

2009年

現代経営学応用研究(アントレプレナーファイナンス) 後期夜間(金曜日5限6限)
シラバス
講義資料

2008年

ベンチャー起業応用研究 前期夜間(金曜日5限6限) シラバス

第1回(6月6日)  イントロダクション
第2回(6月13日) スタートアップとビジネスプランニング (資料1)(資料2
第3回(6月20日) ビジネスプランニングとリスク分析 (資料1)(資料2
第4回(6月27日) ベンチャーキャピタルの投資行動 (資料1)(資料2)(資料3)(資料4)(資料5)(資料6)(資料7)(資料8
第5回(7月4日) 新規株式公開市場とアンダーライター (資料1)(資料2
第6回(7月11日) 中小中堅企業のリストラクチャリングおよび事業承継とバイアウト (資料1)(資料2)(資料3)(資料4
第7回(7月18日) 事業再生における企業家活動 (資料1)(資料2)(資料3
第8回(7月25日) コーポレートベンチャー (資料1)(資料2)(回答

2007年

ベンチャーファイナンス応用研究 後期夜間(金曜日5限) シラバス

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