劉 梓瑶
プロフィール

劉 梓瑶(りゅう しよう)
監査法人トーマツ 大阪事務所勤務
2024年 | 公認会計士試験合格 |
2025年 | 監査法人トーマツ 大阪事務所入所 |
公認会計士を志した動機
私が公認会計士を志した理由は、専門性の高い職業に就きたいと考えたためです。大学の簿記の講義を受ける中で、会計の楽しさを知るとともに公認会計士という職業について知りました。そして、公認会計士は職業的専門家として資本市場を支える監査業務を行い、社会から信頼されている職業であること、また、キャリアの選択肢が多様であることに魅力を感じたので、簿記の勉強に留まらず、その延長線上にある公認会計士の勉強を始めようと思いました。また、公認会計士は海外に行くチャンスが多い職業です。私はもともと留学や海外に興味があったので、仕事でいろんな国・地域の方々と関わることができる点に惹かれ、公認会計士を目指すことにしました。
会計プロフェッショナル育成プログラムの活用
会計プロフェッショナル育成プログラムでは、公認会計士試験の早期合格を目指すためのカリキュラムが準備されています。私は1年生の6月に簿記3級、11月に簿記2級を取得し、その後専門学校に入学して公認会計士試験の勉強を始めました。このプログラムは、私が公認会計士を志すきっかけとなったとともに、プログラムの手厚いサポートによって、専門学校入学前に公認会計士試験の土台となる簿記の知識を身に着けることができたので、本格的な勉強にスムーズに移行することができました。
公認会計士としての仕事の魅力
公認会計士は、専門性の高く社会から信頼される職業であるのみならず、様々な企業の経営者と関わることができるため、多種多様な考え方に触れられ、自らの知見が広がる点においても魅力的な職業であると思います。また、監査業務のみならず、アドバイザリーやIPO、税務業務などに携わることができるため、様々な分野で活躍することができ、幅広いキャリアを描くことができます。経験を積みながら自分に合った道を選択することができるのは、公認会計士という資格ならではの魅力ではないかと思います。
神戸大学生の皆様へのメッセージ
公認会計士試験の勉強は想像以上に大変で、心が折れそうなときもよくありました。しかし、専門学校ではたくさんの友人と先生方に出会うことができ、楽しい思い出をたくさん作りながら辛い受験勉強も一緒に乗り越えることができました。大学生活のほとんどが勉強漬けの日々になってしまいましたが、とても充実した時間を過ごせたので頑張って良かったと心の底から思っています。公認会計士は本当に魅力いっぱいの職業でありチャレンジする価値のある資格だと思うので、皆さんもぜひ挑戦してみてください。