「実践簿記1」の履修ガイド

授業のテーマと目標

実践簿記1は、会計の職業専門人(公認会計士など)を志望する学生のための「会計プロフェッショナル育成プログラム」の第1ステップであり、学習レベルとしては日商簿記検定試験3級の合格を目標としています。

簿記とは、企業の維持発展を図るために、企業活動を記録し、企業の経営成績や財政状態を明らかにするものです。実践簿記1では、個人企業(うち商品売買業)を対象として学習します。

   

日商簿記検定3級の合格のためには、講義(インプット)と問題練習(アウトプット)をバランス良く学習することがきわめて重要です。この「実践簿記1」(2単位)の講義を履修するのに並行して、「実践簿記1(練習)」(単位なし)を同時履修することが必要です。講義を受け、練習問題を解き、そして検定試験に合格するというのがこのコースのデザインです。

成績評価の方法

実践簿記1(2単位)は、講義、問題演習、検定試験がセットになっていますので、小テストと到達度確認(期末試験)の成績、アサインメントへの取り組みなどが総合的に評価されます。

学生へのメッセージ

実践簿記1の講義は毎週2回開催されます。この講義を受講し、自宅等での復習を確実に行なえば、日商簿記検定3級合格という素晴らしい成果がついてきます。目標として70%程度の合格率を目指します。さらに、公認会計士、税理士に向けての足場を築き、将来に対する明るい展望を開くことができます。