結城 祥ゆうき しょう

准教授
博士(商学)(慶應義塾大学)

略歴

  • 2020年4月 神戸大学大学院経営学研究科 准教授
  • 2012年7月 博士(商学) 慶應義塾大学大学院商学研究科
  • 2011年4月 中央大学商学部 准教授
  • 2009年4月 立命館大学政策科学部 准教授
  • 2009年3月 慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程後期課程 単位取得退学
  • 2006年3月 慶應義塾大学大学院商学研究科博士課程前期課程 修了
  • 2004年3月 慶應義塾大学商学部商学科 卒業

専攻

マーケティング論、マーケティング・チャネル論

担当科目

  • 学部:マーケティング・マネジメント、研究指導
  • 大学院:現代経営学演習
  • MBA:演習

研究テーマ

一般的にモノは、「開発・生産」された上で、市場に「流通」されます。つまり、「何を作るか」「どれだけ作るか」に関する決定・行動が先にあり、その後に「作った製品を、どのルートを通じて売るのか」に関する選択・管理が続くと考えられます。しかし今日では、こうした前後関係は曖昧なものとなり、開発・生産と流通が同期化したり、流通のあり方が開発・生産の方向性に大きな影響を及ぼしたりするようになっています。ここに見出される製品開発とチャネル管理の相互作用、およびその相互作用が企業成果に及ぼす影響を解明すべく、研究に取り組んでいます。

最近の論文・著書

著書

  • 『マーケティング・チャネル管理と組織成果』(単著),千倉書房, 2014年

学術論文(査読付)

  • 「生産・企画の延期と在庫パフォーマンス:アパレル業界を対象とした実証分析」, 『マーケティング・ジャーナル』, 第39巻第4号, 2020年(近刊)
  • 「取引のネットワークと製品開発の成果」, 『流通研究』, 第20巻第2号, 49-64頁, 2017年
  • 「販路開拓と同調獲得 ― 学習理論に基づく製造業者のチャネル行動の実証分析 ―」, 『流通研究』, 第14巻特別号(第2/3合併号), 55-75頁, 2012年
  • “Determinants of Channel Expansion by Japanese Manufacturers”, 2012 Global Marketing Conference Proceedings, pp.1295-1299, 2012.
  • 「マーケティング・チャネルにおける新規販路開拓と関係性の管理」, 『流通研究』, 第12巻第4号, 17-30頁, 2010年
  • 「マーケティング・チャネルにおけるパワーと信頼」, 『三田商学研究』, 第49巻第7号, 25-46頁, 2007年

学術論文(査読なし)

  • 「先行型市場志向が企業成果に及ぼす影響 : 日本企業を対象とした実証分析」, 『商学論纂』(中央大学), 第58巻第1・2号, 185-212頁, 2016年
  • 「マーケティング・チャネル研究における協調関係論の再検討」, 『政策科学』(立命館大学), 第19巻第3号, 179-196頁, 2012年
  • 「マーケティング・チャネルにおける関係性と機動性の管理」, 『政策科学』(立命館大学), 第18巻第1号, 1-10頁, 2011年
  • 「マーケティング・チャネル形態の多様化とその選択行動」, 『流通情報』, 第469号, 36-45頁, 2008年

メッセージ

就職活動では他大学の学生との戦いが待ち受けています。社会人になれば、他社あるいは同僚との競争も待っています。世の中すべてが敵ではありませんが、皆さんには、そうした手ごわい相手との競争に上手く対応し、是非活躍してほしいと思っています。将来の戦いに備えて、是非、高めてほしい能力が2つあります。1つは、社会、企業、消費者が直面している(一見無秩序に散らばっている)問題の塊から、取り組むべき根っこの課題を自力で「発見・抽出・定式化」し、理論とデータを駆使して「根拠」を与えつつ、その課題への「回答」を導き出す力です。もう1つは、「市場を起点に物事を考えるクセをつける」ことです。将来、どのような仕事に就こうとも、皆さんが活躍するためには、これら2つの能力が欠かせません。