『会計史学会年報』に見るわが国の会計史研究の特徴:1983~2012年

要約

 本稿の目的は,日本会計史学会が1982年の創立後年報形式で定期的に刊行している学術誌『会計史学会年報』を取り上げ,1983年の創刊号から2012年の第30号に至るまでに同誌に掲載された論稿,もちろん会計史に関わる研究論文等(189編)を対象として,それぞれの論稿における考究内容を複合的な分類基準を用いて体系的に整理・分析することにより,わが国における会計史研究の流れと,同誌から伺える研究上の趨勢的特徴を考察することにある。

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中野常男

橋本武久

清水泰洋

澤登千恵

三光寺由実子

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