カリキュラムの目的

地方創生の実現や低迷するわが国の国際競争力を高めるためには、イノベーションを創出していく必要があり、国の提言等においても「日本を世界で最もイノベーションに適した国に創り上げる」としています。イノベーションによって、SDGsの17のゴールを達成し、経済的・社会的課題をグローバルなレベルで解決することがますます求められています。

そのためにも、先端的な研究開発や自由な発想を事業化に結び付け、イノベーションを自ら創出できる力を持ったグローバル人材が強く求められています。しかし、そのような人材は極めて少数です。知的財産化、生産技術の確立、市場開拓までのグローバルな事業化プロセスをデザインできる、アントレプレナーシップを兼ね備えた起業家(グローバル・アントレプレナー)を養成することが今まさに求められています。

そのためには、グローバルビジネスの立ち上げや経営に必要な「ヒト(経営チームの組成やインセンティブの設計)」、「モノ(ターゲット顧客の設定や製品・サービスの設計などのビジネスモデル)」、「カネ(リスクキャピタルの調達とリスクのコントロールや出口戦略)」が三位一体となって展開されなければなりません。

今回、こうした事業創出および人材輩出の目標を掲げて、グローバル・アントレプレナー育成プログラムへの参加者を募集することになりました。ヒト・モノ・カネの3つの領域を包含したアントレプレナーシップ・カリキュラムを提供し、アントレプレナーシップを通じたイノベーションの創出、そしてそのイノベーション創出の担い手であるグローバル・アントレプレナーの輩出を目的にしています。

プログラムの最後(8月から9月頃)に実施するアメリカのカリフォルニア大学サンディエゴ校およびイギリスのケンブリッジコンサルタンツとの連携プログラムでは、7月に実施する最終プレゼンテーションにおいて有望なビジネスプランを発表した受講生10数名程度を対象にして、グローバルビジネスを目指すためのメンタリングカリキュラムを無償で提供します。サンディエゴやケンブリッジの事業経験を有するトップメンター(アントレプレナーやエンジェル投資家、コンサルタント他)から、ビジネスプランの個別指導を受けることができます。

※第3期のプログラム構成(開催曜日や開催回数他)は、第2期から変更になっています。

募集要項

応募対象者

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カリキュラム応募