過去の神戸大学MBA公開セミナー

第32回:2014年4月2日(水)18:30~19:45

神戸大学MBAを志望する方のための特別セッション:
神戸大学のMBAを体験しよう(1) 日英産業事情応用研究

経営学研究科 中井正敏講師/三矢裕教授
 2010年にスタートした経営グッドプラクティスセミナーでは最先端の経営実践についての発信を行ってきました。
 実は、私たち神戸大学のMBAプログラムも、社会人向けMBA教育としては、ひとつのグッドプラクティスではないかと自負しています。毎年10月には六甲台キャンパスでMBA体験フォーラムを開催し、本MBAプログラムの志望者の方に、コースワーク(通常授業)の公開を行ってきました。しかしながら、もっと多様なプログラムについても体験したいという要望をたくさんいただいていました。
 そこで、2014年度のグッドプラクティスセミナーでは、神戸大学MBAの特徴的なプログラムのいくつかを紹介していくことにしました。その第一弾が、4月2日(水曜)18:30からの『日英産業事情応用研究』です。
 今回のグッドプラクティスセミナーは、通常とは違い、将来、神戸大学のMBAで勉強してみたいと思われている方や、神戸大学のMBAがどういう活動をしているのかに興味をお持ちの方向けのセッションです

 では、日英産業事情応用研究について紹介します(←本学MBAの講義は、『応用研究』という名称がついています)。今日、教育のグローバル化が叫ばれていますが、神戸大学MBAプログラムではそのような動きを先取りし、2001年に英国クランフィールド大学と共同で、学生同士の交流プログラムを開始しました。
 その内容とは、まず6月にクランフィールド大学のMBA生が1週間の日程で訪日し、神戸大学MBA生のアテンドのもとで、日本企業への訪問、神戸大学の教員による英語での講義、MBA生同士での討論会が行われます。
 そして翌2月には、今度は神戸大学MBA生が、約一週間の日程で英国に行きます。英国企業あるいは英国で活動する日本企業を訪問し、現場視察したり、現地の経営陣に対してインタビューをしています。
 今回のグッドプラクティスセミナーの前半では、実際にこの日英産業事情応用研究の講義を担当する中井が、カリキュラム概要を説明します。次に、2月に英国研修に参加した神戸大学MBA生から、彼らが英国で、何を経験し、何を感じてきたかについてのプレゼンテーションをしてもらいます。
 セミナーの後半では、2013年度のMBA教務委員で現在はMBAのゼミ指導を担当している三矢裕も加わり、フロアの方々と、本学MBAについてフリーで話をする時間を設けたいと思います。特に、神戸大学MBAを志望する人にとっては、入試のこと、MBAでの勉強とのこと、仕事との両立のさせ方などについて、現役のMBA生たちの経験を気軽に聞く機会になります。

 本年度のグッドプラクティスセミナーでは、このような特別セッションを不定期に開催し、多くの人に私たちのMBAプログラムを実感してもらい、関心を高めてもらおうと思っています。私たちにとっても、特別セッションでのやり取りを通じて、MBAを志望する方の本音の部分を聞き、これからMBAプログラムをさらに改善するためのヒントを得られるのではないかと期待しています。
 将来、神戸大学のMBAで勉強してみたいと思われている方は、是非、この特別セッションにご参加ください!
募集人数は75名です。
なお、本特別セッションに関連する経営外来は実施いたしません。

開催場所:神戸大学梅田インテリジェントラボラトリ