過去の神戸大学MBA公開セミナー

第38回:2014年11月5日(水)18:30~19:45

神戸大学MBAを志望する方のための特別セッション:神戸大学のMBAを体験しよう(6)現代経営学演習(ゼミ)

経営学研究科 三矢 裕教授
川崎重工業株式会社/神戸大学大MBA2014年修了 小山 治氏
カイゲンファーマ株式会社/神戸大学大MBA2014年修了 山田克樹氏

 今回のグッドプラクティスセミナーも、将来、神戸大学のMBAで勉強してみたいと思われている方や、神戸大学のMBAがどういう活動をしているのかに興味をお持ちの方向けのセッションとなります。
 一年半の神戸大学MBAプログラムの締めくくりは、専門職学位論文です。米国を含め他校の多くのMBAが論文を課さないのに対し、神戸大学MBAプログラムではその開始時より、ゼミ/専門職学位論文が必須でした。
 14~15名が一年生後期と二年生前期の一年間、一つのゼミに所属し、担当教員の指導の下、リサーチクエスチョンを立て、フィールドワークを行い、成果を数十ページの論文にまとめます。
http://mba.kobe-u.ac.jp/life/thesis/index.htm

 論文作成では、一人一人が日頃の実務の問題点に根差したテーマを選び、「WHY」の問いを繰り返しながら、深く掘り下げ、最終的に実務に対してインパクトのある提言を見つけます。そのプロセスは、まさに苦行とも言えます。しかし、多くの修了生がその意義を感じています。その苦しい道のりをともに歩んだメンバーは同志のような関係となり、卒業後もお互いの交流は長く続きます。
http://mba.kobe-u.ac.jp/voice/alumni/index.htm

 今回のグッドプラクティスセミナーでは、まず、2013-2014年に演習を担当した三矢教授より、どういう方針やスケジュールで一年間の指導を行ったのかについて紹介してもらいます。
 次に、この10月にMBAを修了したばかりの、川崎重工業株式会社ご勤務の小山治氏、カイゲンファーマ株式会社ご勤務の山田克樹氏がご登壇し、ゼミで学ぶことの意義、および各々の専門職学位論文についてプロセスや成果についてのレゼンテーションを行います。
 最後に、セミナーご参加の皆さんからのさまざまな質問に、小山氏、山田氏がお答えします。ゼミのことだけでなく、入試、MBAコースでの勉強、MBAの雰囲気、学生同士の交流、仕事や家庭との両立のさせ方などについて、MBAを修了したばかりのお二人の経験を聞くことができます。
 将来、神戸大学のMBAで勉強してみたいと思われている方は、是非、この特別セッションにご参加ください。
 募集人数は75名です。

開催場所:神戸大学梅田インテリジェントラボラトリ